全14棟の現場かと思ったら...
失敗エピソード東京多摩地域の新築戸建分譲現場14棟現場の土地を一般法人から購入することになり、売買契約を締結しました。その物件は上空に高圧送電線が比較的低い位置に通っており、建物の建築制限が厳しい物件でした。当初の情報で高さ6m位の建物までしか建築できないという情報を聞いていたので、全棟平屋建て(1階建て)の住宅を分譲する予定でした。しかしある日現場を見た時、高圧線の高さは鉄塔に近い場所は高く、真ん中の部分が一番低くなっているという事に気付きました。今になって思えば高圧線の高さが一定ではないことに何で最初から気付かなかったのかと思いますが、購入時の資料に6m位までしか建築できないと記載があった事を鵜呑みにして物件全体に適用すると勘違いして事業を進めていました。
対策方法後日高圧線の高さを現場内で細かく測定する事を電力会社に依頼し、制限高さをより詳細に算出した結果、敷地の多くで2階建ての建物が建築できることが判明しました。それにより土地の分割計画を見直し、当初平屋建てでの14区画分譲の予定が延床面積は大きく変えず2階建てを取り入れた20区画分の分譲で可能となり、より多くのお客様に良質な住宅を供給することが出来るようになりました。