カラーセレクトで起きた失敗
失敗エピソードライズウェルでは分譲物件を早期にご契約いただいた方へ、カラーセレクトの特典があります。建物の上棟(構造躯体を組み上げる工事のことで、大工工事の始まりとなります)2週間前であれば、外壁、屋根、玄関ドア、サッシ、キッチン、ユニットバス、床やお部屋のドアなどほぼすべての部材のカラーをお選びいただいております。
お客様にカラーセレクトをしていただいた後、色の指示書(仕上表と言います)を変更し各業者様へ変更依頼を掛けるのですが、この変更指示がうまくいかず、せっかくお選びいただいたカラーを間違えて現場に納品してしまう事例が発生しました。
対策方法なぜ間違えて納品してしまったのか?と掘り下げていくと、カラーセレクト前の色で納品されていることがほとんどで、その原因の一つに「仕上表が見づらく、変更した箇所がわかりにくい」というものがあることが社内や関係業者様へのヒアリングで明らかになりました。
変更の手続きを行う際に弊社から関係業者様へ変更した旨を伝えますが、その業者様からさらに他業者様へ手続きが必要なケースもあるため、「どこで誰が見ても、修正した仕上表が最新のもので、どこを変更したのかがわかるように作らなければならない」という結論に至り、下の画像のように変更した箇所と日付を着色することにしました。また、万が一修正・変更が複数回出た場合は最新の変更箇所とそれまでの変更箇所を別の色で着色することにより、パッと見てわかるように工夫しました。
もちろん関係業者様への連絡もこまめに行うことで注意喚起し、お客様が選んでいただいたカラーで間違いなく施工することができるようになりました。