小平市鈴木町Ⅲ期 新築戸建住宅の施工中...大工さんを悩ませる?!
こんにちは。設計の泉山です。
先日上棟した小平市鈴木町Ⅲ期2棟現場には、子供室にロフトがついています。
(以前のブログはこちら>>)
2階の屋根裏空間を利用した収納空間です。
現場を見に行ったら、まさにそのロフト部分を大工さんが施工中でした。
「大きい梁もあるし屋根の勾配もきついし、、、どうやって施工しよう?」とポツリ。
大工さん、本当に悩んでいました。
後姿からは哀愁すら感じます...
図面の赤枠部分がロフトで、その上にある赤線は屋根の基準位置です。
建築基準法の高さ規制で、これより北側は天井が下がってきてしまうので、小屋裏空間は作ることが出来ません。
普段は小屋裏収納の天井高さは上限1.4mとし、それより低いところに関しては屋根の勾配に沿って出来るだけ高く取ってもらうのですが...大きい梁があることと、屋根が2方向に下がっているため施工が大変なのだそうです。
結局、小屋裏収納の天井高さを全体的に少し下げて、梁や屋根の構造体と干渉しないよう天井を作ることとなりました。
図面を書いているとつい平面的に物事を考えてしまいがちですが、工事が始まり現場へ行くと大工さんや職人さんにアドバイス(クレームとは思っていません・笑)をもらうことが沢山あります。
もっと立体的に考えられるようにならなくては!!と思います。
ともあれ、工事も着実に進み、完成が待ち遠しくなって来ました!
次回は噂の黒板が設置されるころに、また現場へ行ってきます!お楽しみに♪