好みはどのプラン?!

こんにちは!設計の小林です。

最近プラン検討を行った東村山の多棟物件がありました。
第一種低層住居専用地域、という指定のある地域で、「住宅街」という言葉からみなさんが思い浮かべるような街並みのところです。
予定では土地は33坪程度。比較的広いですよね!

東村山 土地と家の形
一般的には、土地は東西に長いほうが南側に面する部分が広くなり、住宅の設計には有利です。
上の写真は、敷地のひとつに間取りを入れたものです。敷地は「旗竿型」といわれる形状をしていますが、家を実際に計画する部分は検討地の中でも一番東西に幅が広い敷地です。

ですが...。

今回の検討は「4LDKにしたい」という前提があったため、とても苦戦しました...!
まずは1階にLDKと水回りを計画することを基本として作ったため、2階に4部屋計画することになります。できるだけ多くの部屋を南側に向けようとすると限られた建物幅を等分するためどんどん部屋が細長くなっていってしまう...北側に向ける部屋を増やせば部屋の形は正方形に近づき使いやすくなるけれど「南向きの日あたり」はなくなってしまう...。

私は、無理して全部屋を南側へ向ける必要はないと思っています。
家族全員が日中個室にいるわけではないでしょうし、北側に向いた部屋は夏場に暑くなりにくいという利点もあります。
ということで、私のおススメは『plan2』です!

住む方が決まっている注文住宅であれば、どのような住まい方をするのか相談できますので逆に決めやすいでしょう。分譲住宅では、できるだけ多くの人に気に入ってもらい、家を見て住まい方をイメージしてもらえるようなものを作らないとなりません。
ここが難しいところでもあり、面白いところでもあります。

こちらの現場で家が建つのはまだまだ先ですが、外構にもこだわり素敵な街並みを作っていく予定です。
楽しみにしていてくださいね!

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